映画『暗殺教室』観てきました。

ちなみにTVアニメの方は他のアニメと放送がカブっちゃってるので観てません。
以下、ネタバレ注意























感想は一言言って

「詰め込み過ぎじゃあっ!&そこカットしちゃダメでしょ!」

いや、面白かったですよ、っていうかまさかこれを実写映画するとは思わんかったよw
ちなみに次回作やるっぽいです。

・・・・・・だったらさぁ、
あれは少々詰め込み過ぎじゃね?(イトナ編に鷹岡編まで・・・)
そして、理事長の部分、カットしすぎじゃね?(ついでにビッチ先生の部分はほとんどカットだしw)
本格的な戦いは次回作なのかもしれないので、まだはっきりした評価はできませんが、
暗殺教室で理事長絡みの部分をカットしちゃうのはテーマ的にどうかと思います。
特に原作にあった中間テストの部分で理事長がE組の上位を阻止するために
かなり卑怯な手段を使う部分があってE組が敗北する話があったんですが
そこがまるまるカットされちゃってるんですよ。
そこカットしちゃダメでしょ!
そこカットしちゃったら期末テストのシーンがあっさりしすぎて・・・・・・
「E組がおちこぼれの烙印を返上した」痛快感がいまひとつになっちゃってるんです。
理事長の息子も登場してないし。
イトナ編か鷹岡編のどっちかを削ってでもテスト編を入れるべきだったと、私は思います。
とはいえ、全体的な面白さとしては、面白いので問題なし
(ただ、デーマ的にどうよ? ってだけ)

ただ、ひとつだけ、不満だったのは
ラストシーンのあの場面
「せっかく伏線貼ったのに、そこでネタバレしちゃダメでしょ!!」
私は原作読んでるんでいいんですが(原作読んだときはスゲェビックリした)
原作読んでない人には次回作で多分ビックリする効果的なネタだったのに、
ここでバラしちゃったらダメじゃん・・・・・・

っていうか、こんな映画、日本人にしか作れないよなぁ
(技術的、ではなく感性的な意味で)

結論としては「観て損はなし」です。


さて、ついでなんで暗殺教室について語りましょう。
この作者は前作『魔界探偵脳噛ネウロ』もそうなんですが。
特有な演出と強いテーマ性のある作品を作るんですよ。
個人的に『暗殺教室』のテーマは

「教育と正義の在り方」

だと思うんですよね。

この作品は娯楽として楽しみながら、その奥底では
「教育とはなんだ?」
「正義とはなんだ?」
と考えさせられます。

というのも、この作品に登場する人は
それぞれがそれぞれ、独自の考え方を持っています。
特に多いのが『正義』
それも
『歪んだ正義』が

例えば政府。
一歩間違えれば殺せんせーに地球滅ぼされるかもしれないのに、
基本的に彼らは保身や面子の事しか考えてません。
そもそも原作でもまだ明かされてませんが
殺せんせー自身『歪んだ正義の産物』なのかもしれません。

例えば理事長
「上の人間が上でいられるのは下の人間に支えられているからだ」
そう聞くと良いこと言っているように聞こえますが
「だからE組は永遠に最下層でなくてはならない」
という極論は酷いw

「そうすれば上の人間は『良かった、自分より下がいて』と安心し、
 『油断したらE組になる』と危機感を持つ」

わざと差別を煽ることで、生徒のモチベーションを上げる。
合理的には良いかもしれませんが、
倫理的には最低最悪極まりないですよね。
でも生徒たちや教師は堂々とE組を差別します。
なぜなら「やっていいから」
彼らにとってE組を差別することは『正義』なんですよ。


例えば鷹岡
彼は殺センセーを殺すためにE組の生徒を人質にします。
果たして彼は『悪』でしょうか?
彼自身の性は悪でしょうが
行為そのものは
「世界の命運がかかっているのなら、生徒を犠牲にしてでも殺せんせーを殺すべきなのでは?」
とも考えられます。
つまり世界を守るためという名目なら
この行為はれっきとした『正義』なのです。
でも、その正義を納得できる人はいるでしょうか?


ネウロでは『究極の悪』が敵として襲ってきました。
暗殺教室では『歪んだ正義』が敵として立ちはだかります。
その『歪んだ正義』に立ち向かうのが
殺せんせーの『教育』

劇中で殺せんせーが言います
「暗殺だけできればいいと言うけど、暗殺には様々な学問に秀でてる必要があります」
「あなたは毒薬を作ることには優れています。
 けどその毒薬を飲ませるためには『飲ませるように仕向ける国語力』が必要です」

ゆえに『暗殺教室』

本当、この作品は深いなぁと思います。
ぶっちゃけ、
この作品は全国の教師の皆さんに是非観てほしいです。
いや、見るべきです。
下手な道徳教科書よりも
教育の在り方を教えてくれます。

・・・・・・・まぁ、
殺せんせーの教育方法はやりたくても物理的に不可能ですけどwww



最後に別作品ですがこの一言で〆ましょう。


「人は正義のためならどこまでも残酷になれるんだ」
(仮面ライダーオーズ より)
スポンサーサイト
2015.03.26 Thu l 特撮 l COM(0) TB(0) l top ▲

コメント

コメントの投稿












       

トラックバック

トラックバックURL
→http://denjirou2002.blog109.fc2.com/tb.php/185-efdc0b89
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)