日曜夜に『ダイ・ハード ラストデイズ』観てたんですが
日本人としてあまりに看過できないシーンがありまして今回書かせていただきました。

そのシーンとは、話のクライマックス、
ラストバトルの舞台はあの『チェルノブイリ原発跡』。
そこで敵組織がウラン倉庫を見つけたのですが、
その中は高濃度の放射線に汚染されて中に入れない訳ですよ。
で、その対策に敵組織が何をしたのかというと・・・
なんと『特殊な薬品で放射線を中和』。
で、その後で「ふぅ、防護服はもう脱いでいいわ」と普通の格好に・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

え~

日本人ならもうお分かりですよね?

このシーンが『いかに異常なのか』が。

まず基本的なツッ込みを言いますと、


『放射能を中和する薬品なんて存在しません』!!!!!!!


ちょっと振り掛けただけで防護服必要なくなるほど放射線消えるって・・・
んなもんあったら原発がここまで問題化してないわっ!!!
あったら福島なんてとっくに復興してます!!!
っていうか、
チェルノブイリだってとっくに住民が戻ってるわ!!!

っていうか、映画の敵組織にツッ込みたい。
「ウランよりそっちの中和剤売った方が金になるわ!!!」

放射線中和する方法なんて、もし見つかったらノーベル賞どころじゃない、
産業革命クラスの大発明ですよ!

それをさも当たり前に存在するかのようにサラリと・・・・・・

マジ、驚愕、怒りを通り越して戦慄を感じます。

何が戦慄かって?

「アメリカが放射線をウィルスや毒みたいなものと同じ認識でいること」ですよ。

そもそも
・放射線はウィルスや細菌じゃないので消毒できません。
・放射線は毒じゃないので分解も中和もできません。
・っていうかそもそも放射線は『物質じゃありません』。
・焼くなんてもってのほかです(灰、煙、水蒸気に乗って周囲に広がるだけ)
・水で洗うのも問題外

なのに、外の兵はガスマスクしかしてないわ。
主人公は施設内のプールに飛び込むわ(「雨水が溜まっただけだから大丈夫じゃね?」じゃねーよ!!!)

完全に伝染病か毒ガスみたいな扱いですよ。

天下のアメリカ様が放射線に対してこの程度の認識なんて・・・
戦慄なんてもんじゃないですよ。

思えば、過去の映画でも、放射線に対して「ヲイ」とツッ込みたかった部分が多々ありました。
例えば、

『トゥルーライズ』
テロリストが爆発させた核爆弾を戦闘機の影に隠れてやり過ごす。
・・・主人公たち、どう考えてもおもいっきり被ばくしてますがな。
核爆弾を「ただの威力のデカイ爆弾」だけとしか思ってない?

『インディジーョーンズ クリスタルスカルの秘密』
主人公が核実験施設に巻き込まれて、鉛製の冷蔵庫に隠れてやり過ごす。
・・・いや、だから思いっきり被ばくしてますって。
爆発だけやり過ごしても周囲は放射線が充満してますがな。


もはや恐怖すら覚えます。
アメリカが第二次大戦で「日本に原爆を落としたのは正解だった」とぬかすのが解りました。
正義だのなんだの以前に、
「核兵器の真の恐ろしさを全然解ってない」
ってことがこれで解ります。

放射線が危険とは解っていても
「伝染病や毒みたいに、消毒や中和できるもんだと勘違いしてる」
ということですよ。

これが世界No.1の国の認識と思うと・・・・・・
マジ戦慄ですよ。
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2015.02.02 Mon l 未分類 l COM(0) TB(0) l top ▲

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